ワーママが辛い時でも泣いてはいけないのか?!

2021年6月13日

 

みなさん、こんにちは。

毎日、沢山の事を頭の中に巡らせながら同時に色んなことをこなすワーママ。

本当に、すごいスキルだと感心しつつ、人間の可能性はすごいと痛感する毎日です。

 

しかし、ワーママだって、人間であり、女性であり、感情があります。

いっぱい、いっぱいになって、辛くて泣きたくなることだって沢山ありますよね。

そんな時、自然と頬をつたい落ちる温かいもの…そう、涙が出てきます。

 

極端に涙を嫌う人もいますが

果たして辛い時に涙を流すことがいけないことなのでしょうか。

 

悩めるワーママ
悩めるワーママ
我慢しているのになんで涙が出るんだろう。。。

 

辛いときに涙が出る理由

結論からいうと

辛いときや悔しさを我慢していても涙が出るのは

必要以上に負荷がかかった感情の開放だと言われています。

 

人間は自律神経やホルモンバランスなど

体と心は色んな機能でコントロールされています。

 

耐えがたい感情を抱えたときや

辛い言葉をかけられて傷ついたときなどには

 

ストレスホルモンが分泌されて交感神経が活発になる

いわわば、戦闘モードにはいるわけです。

 

その交感神経のお陰でストレスに対する涙がでるという自然な現象が起こるそうです。

 

戦闘モードなのに涙??

さらに、泣いたあとってなんでスッキリするんだろう??

涙に隠された秘密がありそうですね。

人間は体から排泄すると快楽を感じる説

セロトニンは、精神的な安定が得られる「幸福物質」や「幸せホルモン」とも言われています。

セロトニンは規則正しい生活をしたり、光を浴びたり

ダンスやジョギングなどのリズム運動をすることにより増加すると言われています。

また最近では、涙を流すことでセロトニンが増えると言われています。

涙を流すと交感神経から副交感神経に切り替わり

その際にセロトニンを分泌する神経が活性化され、セロトニンが増加します。

また、涙にはマンガンが多量に含まれています。

このマンガンが一定量を超えて溜まるとうつ病のリスクが上がるとも言われています。

涙と一緒にマンガンを出すことでうつ病のリスクを軽減できるということです。

引用:東邦大学医療センター 大森病院 臨床検査部

 

泣いた後にスッキリするのは

科学的な根拠があるようですね。

 

涙は目から出てスッキリしますが

人間が体から排泄するとスッキリしたり

気持ち良い感覚を覚える生理現象は他にもありますよね。

 

便秘は辛いものですが、毎日快便であれば気持ちもすっきりします。

モンロー
モンロー
感情だけでなく、体に溜め込めこまなくてよいものは、排泄した方が得策なんだね♪

泣くことでの弊害は?

社会的な問題が絡むときの涙は、思いのほか弊害があるようです。

 

「その場に居合わせた人の印象が悪くなる」

「場の雰囲気が悪くなる」

 

もし、あなたが、ただなぐさめていただけなのに

そんな場面に他の人が状況を掴めないまま入ってきたらどうでしょう。

しかも、泣いている人との上下関係が出来ていたら。。。

 

場の空気を察し、静かにその場を去る第三者の配慮が逆に

誤解を残す結果になることだってあります。

 

まぁ、これは珍しいシチュエーションではないかもしれませんが

友人関係や、ママ友、親子関係や、お互いに苦手な者どおしであれば、なおさらです。

他人からの勝手な判断で、色々詮索されるのも嫌なものです。

モンロー
モンロー
泣きたい時は、タイミングや場所を切り替えることも大事かもしれないね。
泣くことではないはずなのに、涙がこぼれてしまうときはどうしたらいい?
悩めるワーママ
悩めるワーママ
モンロー
モンロー
悲しさなどの感情がコントロールできないほど、心的不可や心が疲れ切っているサインかもしれないから、続く様なら「心の風邪」を治しに心療内科に頼ってもいいんだよ。

まとめ

その時の感情や、抱えている問題によっては

言葉にできず一人で抱えた問題が耐えがたいときもあります。

 

たわいもないことなのに

子供に怒ってしまった罪悪感が苦しくて涙があふれることも。

 

人が涙を流すのは、体の反応として備わった生理現象の一つ。

そして、泣いて気持ちをリセットして、また頑張れるのは

科学的根拠があるからなんですね。

 

自然な排泄行為を否定されないためにも

涙が出てしまって周りに影響を与えそうな時は

上手く、その場から離れて思いっきり泣いてセロトニンを分泌させてください。

 

そして、どうしようもなく悲しい気持ちや

やる気が続かないことが続いたら

心のメンテナンスが必要かもしれないので

自分を責めず、専門医に頼る選択肢を。